Tuesday, March 27, 2018

【2018.3.27】孤高のゴミ拾い: 25,117 km

毎日拾い終えた土手を見て「キレイになったな」と。しかし、翌日にはまた元通りに。そんな25,117 kmです。皆さんお気づきですか?
決して多くはないですが、毎日拾っている方達がおられます。ごく一部の人に負担を強いた社会で表っ面だけ繕ってもと思うのですが、そう思われない方がマジョリティのようで。

Monday, March 26, 2018

【2018.3.26】孤高のゴミ拾い: 25,102 km

この国を心身ともに美しくすることを本気で考えて頂きたいです。与党でも野党でもどっちでもいい。人は善く生きれば良い、善く生きる事がすべてだ。
最近、世界の河川や海のゴミ問題が報道されています。環境問題は「国家安全保障」の分野でもあります。国土という財産を守らなければなりません。不安DNA(セロトニン)を多く持つ日本人ですが、そのくせ尻に火がつかないと動くことができません。不幸にも我々自らの手で崩しています。考え方を変えないと。

Sunday, March 25, 2018

マスコミ・ナチズム

日米だけではなく世界中でフェイク・偏向報道について物議を醸しています。世の中そんなものということは理解できていますが、私個人としては「目的のためには手段を問わず」という手法は良しとしていません。

大分県立図書館に出かけ、ジャーナリズに関する本を読んできました。

途中、「女子高生コンクリート詰め殺人事件」についての報道のあり方について物申すという本を見つけ目を通す。口に出すのも憚られるほどの凄惨で残酷な未成年による鬼畜事件であり、私はこの報道をアメリカで知りました。「地下鉄サリン事件」「神戸連続児童殺傷事件(酒鬼薔薇聖斗)」とともに、アメリカの犯罪TVドラマやノンフィクション系の番組で引用されることの多い事件の一つです。

日本のメディアは、被害者である女子高生について「非行少女である」「逃げるチャンスはあった」などネガティブに伝えました。その中で朝日新聞社さんが、加害者の未成年達を匿名で、被害者の女子高生を実名で伝えたことについて『女子高生コンクリート詰め殺人事件―彼女のくやしさがわかりますか?』の著者が朝日新聞さんに問い合わせた内容が書かれていました。以下、抜粋。
『お嫁に行く心配がないから死者は実名報道』 
「ニュース三面鏡」を書いた記者を出せ、と言ったら、その記者は席を外している、用件があればわたしがきく、ということで、わたしはその記者に「数々の疑問」をぶちまけたのである。 
電話口の社会部記者は「朝日の報道にあやまりはない」の一点ばり。サンゴ礁のねつ造記事があり、最近の朝日は誤報の訂正謝罪にいとまのないありさま。訂正謝罪の常設コラムを設定したら・・・と提案したくなるほどだが。一読者に対してはゴーマン無礼だということもまた、定評のあるところである。 
「なぜ加害者は匿名で、被害者を写真入りで実名報道するのか。実名報道で、被害者の人格まであげつらうのは許せない」 
「性犯暴力で生存している場合は匿名、死んだ場合は実名報道というのが朝日の基準になっている」 
「その理由は?」 
「死者を匿名にしても利益がないからだ」 
「もうお嫁にいく心配がないということか」 
「ま、そういうことだ」 
「朝日では婦女暴行はむごい犯罪ではないということになっているのか。この事件はそもそも強姦から始まって、結果として殺してしまった事件ではないか。強姦されたことによって人生を狂わせた女はいっぱいいる。強姦は女にとって死にひとしいむごい犯罪だと女は思っている」ガンガンまくしたてると、記者はトーンを落として「そういえば、婦女暴行もやはり、むごいですよね」とのたまった。死んでしまったら、匿名にしても利益がない、という感覚には、心底おどろいた。死者にも名誉もあれば、人権もある。遺族は生きているのである。遺族の心情を考えれば、死者をペンの力でふみにじることは許されない。
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初報時に、日刊新聞であからさま非行少女キャンペーンを張ったのは、わたしの知る限り朝日新聞だけである。
この本では、朝日新聞さん一社を攻撃しているわけではなく、メディア全体に対して疑問を呈しています。1990年の本なので、現在の朝日新聞さんの実名報道基準は変わっているのかもしれませんし、変わっていないのかもしれません。著者は、門野晴子、中山千夏・丸山友岐子・日方ヒロコさん。女性の人権や性的暴行事件について女性目線で書かれています。

門野晴子さんが、「マスコミ・ナチズム」について触れています。以下抜粋。
『マスコミ・ナチズム』 
一つ目の記事が二つ目の記事を補い、二つ目の記事が三つ目の記事を補い、三つ目の・・・記事は互いの相乗効果が重なって、なお残酷な暴力をふるい続ける。 
そして不気味に一致していることはまだある。表面的には売らんかな主義だが、その根底には世の体制に合わない者は排除せよ、排除されても仕方がないというマスコミの正義の味方を装った犯罪性と傲慢性だ。さらにマスコミを構成するひとりひとりの退廃した貧困で無恥な意識である。 
世の中から、自分たち、もっというならば自分たちの代表されるような選良な人々以外の追放し、抹殺するマスコミはナチスを思い起こさせる。
昨今のフェイクニュース・偏向報道にナチズム的要素はないでしょうか。私はこの記述を読み、森友問題報道が頭に浮かびました。

トランプ大統領や安倍首相のような強いリーダーシップをもつ権力者に立ち向かうには、フェイクニュース・偏向報道という手段で対抗するということなのでしょうが、それが正義となぜ言えるのでしょうか。

特に朝日新聞さんが活躍しておられるようですが、「良いことは良い、悪いことは悪い」派の私でも気になることがあります。

ネットでチェックすると、アンチ安倍総理とともにアンチ朝日新聞さんの動きも激しく、両者の言い分を読んでいると、お口も悪く日本のお先は真っ暗なのではないでしょうか。「和を以て貴しとなす」という聖徳太子時代が懐かしい。私は、こんな国の汚れた町を25.000 kmも清掃して歩いているのか・・・悲しいです。
朝日新聞さんの社史を全巻全ページめくってみました。めくりすぎて右腕をいわしてしまいました。特に明治時代は面白く、若手社員さんより詳しくなったかもです。

明治時代の社史を読みながら、「江戸時代のかわら版(読売)はフェイクだらけだったんだろうなぁ」と思ったのです。そう考えると、そもそも新聞とはそんなものなのかなと。当時のかわら版を見てみたいのですが、国立博物館とかに展示されているのでしょうか。

【2018.3.25】孤高のゴミ拾い: 25,087 km

春加速中の大分市です。秋にはためらいがありますが、春にはありません。このTVどうしようかな・・・台風の大雨で流れてきたの。
河川敷のゴミを拾っていると土手の上から大きな声で帽子をとってご丁寧に挨拶をして下さる人生の大先輩が。ゴミを拾う若輩の私に帽子をとって挨拶して下さるのは、70代後半以上の方達でしょうか。あの世代以上の礼儀正しさこそ「古き良き日本」の姿形なのでしょうね。

Saturday, March 24, 2018

【2018.3.24】孤高のゴミ拾い: 25,072 km

重たい木箱、水分を含んだ重たい雑誌、飲み食い散らかし、そしてお米・・・イロイロと「Dirty and the City」の大分市です。
 「米なんか捨てるんかぇ。どげぇなっちょんかい!」と呆れと怒りが入り混じった声をお聞きするのですが、大分市では割と普通のことです。少なくとも私のゴミ拾い道中15 kmでは日常茶飯事です。田畑にもゴミを投げ込むのですから。
 大分市は、駅周辺だけではないのです。
 これから大変ですね・・・。お天道様は見ていますよ。

Friday, March 23, 2018

【2018.3.23】孤高のゴミ拾い: 25,057 km

山には雪が。空缶のポイ捨てが多かった大分川・七瀬川沿い。「Something new, something different.」の大分市でお願いします。

Thursday, March 22, 2018

私はメディア報道に騙された・・・大分のメディアは?

前世紀のアメリカでの話です。アメリカで定期購読をして読んでいた雑誌「New Republic」のスター記者が書いた記事の多くがフェイクだったという事件がありました。私もキレイに騙されたうちの1人です。「Times」や「Newsweek」などメジャー誌以外の雑誌もしっかり読んでみようと思ったのが定期購読のキッカケで、定期購読すると80% OFFとかそんな特典があったと思います。
『ニュースの天才』(ニュースのてんさい、原題: Shattered Glass)は、2003年のアメリカ映画。ビリー・レイ監督、ヘイデン・クリステンセン主演作品。1998年に起きたアメリカの権威ある政治雑誌『ニュー・リパブリック』の記者スティーブン・グラスによる記事の捏造事件を描く。(wikipedia)
事件後、更新せずに解約しました。映画は見ました。 歴史学者先生の「神の手」みたいな話ですが、

Read between the line (lies)
行間を読め(行間の嘘を読め)

という決めフレーズは、強く心に刻まれました。たまに時間がある時にオンラインで読んでいます。

最近、フェイクや偏向ニュースの話題をよく耳にします。ネットでニュースをチェックをする人達の中にはヘッドラインだけで判断し、年輩の方々も少ない情報ソースだけで判断する傾向にあるのではないでしょうか。それが嘘であろうが本当であろうが関係なく。

1. ディスインフォメーション
2. ミスインフォメーション
3. イエロー・ジャーナリズム
4. プロパガンダ

についてマーケティング業界も常日頃からシビアに考えなければなりませんし、「風評被害」などへの危機管理対策も必要不可欠です。

2-3年前の話になるのですが、中国がプロパガンダ・キャンペーンの一環としてオーストラリア最大紙「Sydney Morning Herald」と契約を交わしたというニュース記事を読みました。中国の海外に向けてのプロパガンダの予算は年間$10B(≒1.065兆円)で、「Washington Post(ワシントンDC)」「Daily Telegraph(ロンドン) 「Le Figaro(パリ)」 とも同様の契約を締結しています。「Washington Post(ワシントンDC)」などは、慰安婦問題について中韓サイドの主張を一方的(?)に流しているように見受けられます。

アメリカ初期の大統領「ジョン・アダムズ」「ベンジャミン・フランクリン」が、フェイクニュースを使って選挙戦を戦ったことは有名な話です。

どの国も大なり小なりやっていることなのですが、「果たして正しいことが伝わるのであろうか」と、話半分疑いの眼で見聞きしています。

以前、某全国紙のワシントンDC特派員(記者)さんが、ホワイトハウス報道官の会見での発言の一部分切り取り、自分の都合のよい解釈をして日本に伝えました。よくあることなのかもしれませんが、違和感を覚えた私はその発言内容をアメリカのニュースサイトで確認し、「あ、やったな。ズルい」と。

英語がわからなければ、「嘘ではないが正しくもない」情報しか頭に入ってこなかったわけです。だから勉強しなければならないのです。メディアから流れてくる情報にフェイクがあってはいけないと思っている派ですが、「嘘ではないが正しくもない」というような情報が流れてくることは日常茶飯事ではないでしょうか。人間が書くことですし、商売でもあるわけですから。現在の森友報道をAIが書くとどうなるのか、非常に興味があります。


わが町大分のメディアはどうでしょう。

邦画「クライマーズハイ」で、事故の遺族が地元新聞社に新聞を買いに来るシーンが印象深いです。

「地元の新聞でしたら、一番詳しいことが書いてあるかと思いまして。なんで飛行機は落ちたのですか・・・誰も本当のことを教えてくれないような気がして。どうか本当のことを書いてくださいね・・・お願いします」

と、泣きながら記者の手を握るのです。

重たい地元紙の責務です。

全国紙が扱う事件・事故が大分で起こった場合、私もやはり地元紙を手に取るでしょう。

私が子供の頃、父親の転勤で大分を離れたのですが、大分合同新聞さんを定期購読し2-3日遅れで読んでいました。

海の向こうで暮らし始めた頃、日本から送られてくる荷物の中に母が読み終わった大分合同新聞を隙間に入れてくれていたり、割れ物などを包みシワシワになった新聞を隅から隅まで何度も繰り返し読み大切に保管していたことを懐かしく思い出しました。

インターネットがなかった時代の話です。

日本の田舎にいても世界の田舎の新聞を読むことできる環境に感謝。

世界の新聞ほどには、大分の新聞やメディアニュースを熱心に見聞きしていないことについては反省点として改善したいと思っています。

紙の新聞は、朝オンラインニュースをチェックしてから毎日一紙だけ買うことにしています。

大分ではフェイクや偏向・忖度報道がないことを願います。多様性と民主主義の町。

Oita has always been a city of opportunity.

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余談なのですが、昔「マライア・キャリー」さんが関空から入国したことがあったんです。多分、初来日の時。同じ便に乗っていたのですが、彼女が乗っていることは知りませんでした。空港に到着して機から出てボーディングブリッジを渡った所に凄い数のメディアの方達が待機していたんです。私が現れた瞬間に一社がなぜかライトをつけてカメラを構えたんです。それにつられて一斉に全社がカメラを私に向けました。私はビックリして後ろ見たのですが、普通のアメリカ人しかおらず、彼らは彼らで「お前なにもん?」みたいな顔して私を見ていますし。未だになぜ私にカメラを向けたのかは謎なのですが、ワイドショーで同じようなシーンを見るたびに「一般ピープルには暴力だよな」と思ってしまいます。ま、そんなことは稀なんでしょうけど。

【2018.03.22】孤高のゴミ拾い: 25,042 km

冷たい強風にあおられながらのゴミ拾いでした。民主主義には義務が生じます。権利ばかり主張する人が増えたのではないでしょうか。
桜は、山に咲く野生に咲く桜が好きなんですよ。

Tuesday, March 20, 2018

【2018.3.20】孤高のゴミ拾い: 25,027 km/15,551 mi

ポツポツ雨のゴミ拾いでした。ジャンクフードが、そのままジャンクになる大分市です。明日明後日は冬に逆戻りとか。
皇太子殿下が、「第8回世界水フォーラム」(ブラジル)で基調講演をされました。スピーチ全文はまだ読んでいません。

大分川・七瀬川のゴミを毎日回収しながら水の大切さを日々認識しています。

Monday, March 19, 2018

年寄りはしゃしゃり出るな

OBや人生の大先輩の苦言をうるさいと思ってはいけません。

それより、それを言わせてしまう状況を作った自分の行いを反省する方が建設的なのです。

図星、或いは耳の痛いことを言われたのか、焦りから余裕がなくなっているのか。

「年寄りは引っ込んどけ」「しゃしゃり出るな」という人間の器なんて、所詮その程度のものでしかないです。

有り難いお言葉と思って耳を傾け、良いことは積極的に取り入れ、違うなと思う部分は自分の方位磁針として危機管理に役立てれば良い。

そうでないと、自分もまた将来同じことを言われてしまうのです。


若い人びとが、その力と無知の優越性をもって私たちを笑いものにし、私たちのぎこちない歩き方や、白髪や、皺だらけの首を滑稽だと思うなら、私たちは昔、同じように力と無知をもって老人をせせら笑ったことがあったことを思い出そう。


「孤高のゴミ拾い」と「孤高の登拝」で私が学んだことです。

猛省と自戒。

万年筆のノート術

知人がプレゼントしてくれた原稿用紙。 かなり前に製造中止になったKOKUYOさんの万年筆専用ノート(手帳サイズ/ノ-CH2U)のストックが、あと1冊になってしまいました。 KOKUYOさんの 書翰箋(ヒ-211)は、万年筆用のメモ帳としては、自分の中では最高クラ...