Tuesday, March 6, 2018

大分市の「府内城イルミネーション」について

続けて欲しいが80%
続けたら今後行ってみたい94%(くらいだったような)

というアンケート調査を元に続行を決める大分市の手法には、ちょっと無理があると言いますか、いささか乱暴なやり方ではないかと思います。

掛かる経費の説明がなかったこともあり、話半分というところでしょう。

逆の立場なら「そんなアンケートはダメですよ」と突っぱねるのでは?

老若男女関わらず「これは絶対に100%いい!」という案件でも2割の人は反対しますから。

これは、「これは絶対に100%いい!」レベルのイベントではないことは明らかです。


ポイ捨てゴミ問題に関しても同じことが言えるのですが、「もうちょっとうまくできないかなぁ」と思ってしまうのです。

せっかく良いことをしても、こんな乱暴なやり方をしてたら理解してもらえません。

「豊予海峡ルート構想(海底トンネル)」、「パルコ跡地公園(祝祭広場)プラン」に続き、ゴミ拾い道中にお会いする方達、特に人生の先輩方には不人気な案件が続きます。若い人達に聞いても「イルミネーションはキレイだとは思うけど、経済効果・活性化には繋がらないと思う」と、冷静でした。府内城イルミネーションの件を年輩の方に理解して頂くのは難しいでしょう。

「街角のマーケター」としての興味で試してみました。

反対している人生の先輩方10人以上に、「賛成80%だから続けるではなく、“花見まで続けてみたい”」だったらどうですか?」と問うてみたところ、「それいいね。お城と夜桜合うじゃない。それだったら賛成」と全員賛成派に変わりました。(※府内城は花見の名所です)

「花見をクリアして、次に夏の“七夕祭り”、秋の“国民文化祭”、冬の“クリスマス”という連動した一つのシナリオを組み立てた場合どうですか?」と問うたところ、「なぜ市はそうしないんだろう?」と不思議がっていました。

夕方のニュースの特集(OBSさん)で市の担当の方が、歴史遺産・県内外の観光的な話をされていましたが、それでは広く市民に理解してもらうのは難しく、「まちなか」の賑わいにもリンクすることはないと思います。

まだ1年も続けていない段階で結果を求めるのは酷な話なのですが、そもそも短期間ということだったので、市議会で「経費が掛かりすぎ」となったのではないでしょうか。最初から継続するつもりだったのでしょうけど。

過去何度か書いたのですが、大分の町には、市と市民を繋ぐ優秀なリエゾンが必要ですね。(県と県民も)

せっかくなのに双方向でうまく伝わらない、伝えられないことが多いような気がしていつも残念に思うのです。

ちょっとした優しさであったり、気配りであったり、一言であったり。

それが「おもてなし」の心でしょ。

「キレイだから見に来いよ」では来てくれませんし、そういう部分が「賛成80%」というような乱暴な話(仕事)になってしまうのではないかしら。

市が契約されているマーケティング(PR)会社の方と今一度戦略と市民に向けての伝え方について考えて頂きたいです。

どうせやるなら、是非成功して頂きたいです。担当者の方、頑張って下さい。

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