Tuesday, March 13, 2018

福島産の「ヒラメ」を大分で食べたい

タイで福島産ヒラメのフェア中止というニュース。
タイの消費者団体から放射性物質の汚染に対する懸念が提起された。団体側が法的手段も辞さないとの強硬姿勢を取り、店側への風評被害などを避けるために中止を決めたという。
「法的手段」というのは勉強不足でよくわかりませんが、タイではそういうことなのでしょう。

先日は、福島の水産物を韓国が輸入禁止にし、日本サイドが「不当」 としてWTOに提訴しました。

科学では説得できない人間の心理です。


昨年、個人的に「建前抜きで福島の海産物を食べる?」と大分の老若男女に尋ねたところ、「絶対に食べない」「子供には食べさせたくない」という人が想像以上に多いことを知りました。マジョリティは、「積極的には食べない」でした。

全国的にも20%弱の日本人が心配しているというデータですが、本音のところでは、積極に食べるという人は少ないのではないかと思います。

日本人が食べないと外国の人達は食べてくれません。

科学的なデータを並べるだけでは難しいです。

中国で食の問題があれば、我々日本人も一括りにして「中国の食品は危ない」というレッテルを貼るのと同じことです。しかしながら、中国のミドル~アッパーの裕福層が自国の食品を食べず、日本の食品を好んで食べている様子を見ると、日本人としては、なかなかそのレッテルを剥がすことは難しいです。


福島の人達だけが「安全!」と声高に訴えても、それだけでは不十分です。

とは言え、福島産のヒラメなどを食していない大分の私が訴えても説得力はありません。加工品は入手できても生物は大分のスーパーで見かけることはありません。(あるのかもしれませんが)

3.11に大分駅前で「コープおおいた」さんが、福島復興支援イベントで福島産の加工品などを販売していました。


大分でも地震や水害などで風評被害を受けることもあります。私自身は「風評」ではなく「そこにある危機」であるという認識です。特に自然災害のことで言えば「なぜ、明日が大丈夫と言えるのか」と考えるのです。そして、明日は我が身と。

それを踏まえて「風評被害対策マーケティング」という危機管理的な分野の勉強をしています。災害が起こってしばらくは人命やライフラインのことが最優先となりますが、時間の経過とともに厳しい「現実」が待ち受けているのです。

自然災害だけではなく世界のあっちこっちで争いごとも絶えません。

起こってから考えるのでは遅いです。
起こってから動くのも遅いです。

希望はベストを、計画はワーストを想定しなければ。

力不足で大分に住みながら福島(東北)のお役立つことは難しいですが、外国向けて積極的に情報発信をしていきます。

サイバー空間では伝わりにくい部分もあると思うので、日本全国の被災地支援を行うアンテナショップができれば良いと思います。風評被害を受けている商品ばかりを販売しながら説得力ある情報発信する前線基地として。

追記:私は「ヒラメ」Loverです。骨まで愛して。

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