Monday, January 8, 2018

男の引きこもり。心の引きこもり。

親が子を、子が親を、兄が弟を、弟が兄を、孫が祖父・祖母を殺めるニュースを聞かない日がないくらいの最近です。

特に正月は家族が集まる機会が多く、酒の勢いでという悲劇。「40-50代無職」というワードが目につきます。家族に正論を言われ身勝手にキレた結果の犯行だったのでしょう。

犯罪心理学・プロファイルの本を読んでいると、素人でもある程度犯行の経緯や原因について想像できるようになるものです。シリアルキラーなどのプロファイリングを読んでいると「これ、自分にもあてはまっている」という驚きと恐怖を感じることもあるのです。

それは、私だけではなく多くの人達にとっても大なり小なりあるレベルなのかもしれませんが、シリアルキラーとの共通点があったとしても、多くの人達は道徳や倫理を含めた教育や人との出会いによって大きく道を外れることなく歩いていけるわけです。


引きこもるには、各々事情があることは理解できます。生来の怠け者さんは別問題として、「頭の中では理解できているのだが、体が、足が動かない」という方達も多いのではないでしょうか。

「甘えるな」と言われちゃうとそれで終わってしまうのですが、それでは日本の昔風スタイルで解決には繋がりません。

引きこもってませんか?
以前よりTVやネットを見て文句を言うことが多くなっていませんか。
以前より言葉がネガティブかつ荒っぽくなっていませんか。
以前よりイライラして些細なことで怒りっぽくなっていませんか。
お酒に逃げていませんか。
そして、攻撃の矛先が他人や社会に向かっていませんか。

以前、私の駄文を読み長文メッセージを送って下さった同世代の男性は、仕事を失い家に引きこもるようになり、徐々に酒の量が増え鬱になってしまったということでした。その結果、家族も失ってしまいました。「このままではいけない」と彼も頭の中では理解できているのですが、どうしても体と気持ちが前にいかず、自分自身に落胆し、自分に対しての怒りの気持ちが日々強くなり、やり場のない苛立ち攻撃が自分の親に向いたのだと。言葉での暴力です。

皆さんがメッセーを下さるのは、主に以下の駄文についてです。

軌跡は奇跡【2016.12.7】孤高のゴミ拾い: 20,003km/12,429mi
輝石と奇跡【霜月29日】孤高の登拝137度目(Going-to-the-God Trail)
オムニバス・ライフ~大分市・西寒多神社・本宮山編~
大分の飲食店のおかげ
大分の自殺志願者さんへ

私は先を急ぎすぎて失敗をした経験があります。原因はいくつもあるのですが、とどのつまり「人として怠ってきた」という生き方をしてきたのですね。引きこもりではないのですが、心の引きこもりについては、私自身よくわかりません。自覚症状がないだけなのかもしれませんし。自分自身に疑問を感じた時は、鏡で自分の目の奥を覗き込むことにしています。自分の目から視線を外した時、それは危ない兆候です。
怪物と闘う者は、その過程で自分自身も怪物になることがないよう気を付けなければならない。深淵を覗き込む時、その深淵もこちらを見つめているのだ。~ニーチェ~
私は自分の性根を疑いながら、自省と自戒を繰り返しながらゴミを拾い歩き、登拝を繰り返し春には6年目になります。

人として怠らない生き方をしていきたいと。

一年一年歳をとるたび、敗者復活が難しくなってきます。そして、段々臆病になっていくものです。

一歩一歩歩くことから始めればよろしいのではないでしょうか。家の中に道はありません。ネットの中にもありません。

引きこもっていたら、お酒も美味しくないでしょう。
美しいものもくすんで見えるでしょう。
芸人さんのお笑いも面白くないでしょう。
頭の良い人達の机上での考え方では解決しないこともあるでしょう。
町のゴミを24,000 km拾い歩き強く思うことがあるのです。

私自身が、この国の、この町のゴミにならぬようにと。

日々反省と感謝の気持ちで明日の朝を迎えます。

Every day is a new day!

No comments:

Post a Comment

万年筆のノート術

知人がプレゼントしてくれた原稿用紙。 かなり前に製造中止になったKOKUYOさんの万年筆専用ノート(手帳サイズ/ノ-CH2U)のストックが、あと1冊になってしまいました。 KOKUYOさんの 書翰箋(ヒ-211)は、万年筆用のメモ帳としては、自分の中では最高クラ...